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脳内に収まりそうもない日常の断片
2024.04.24 Wed
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2009.11.10 Tue
歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) 物理学の世界は私にはちんぷんかんぷんだ。
「べき乗則」の意味するところの「スケール不変性」これを説明するためにこの本では最初にじゃがいもの破片の例を用いているが、これはマーケットに用いて説明すると月足でも週足でも日足でもある一部分を抜き取ってみると同じ形状を描くということを表している。これはスケールが違ってもチャートのパターン分析が可能であるということではないか?という発見があったりしたので、こんな頭でも読んだ意味がないというほど苦痛な難しさではない(笑)

数秒で増減する変動もあれば数時間かけて変動するものもある。こうした不規則な動きの中の奇妙な秩序うをフラクタルと呼ぶ。知人がフラクタル理論を用いた相場解析を試みているがかなり高確率で正確な転換のサインを示ている。すでにマーケットに応用しているトレーダーもいるのだ。どうやってフラクタル理論でサインをはじき出すのかは謎だけど。この本を読んでも具体的な数式があるわけではない。

物事が大きく動く際のパターンやルールを読むことなど不可能なはずだが、大きく動く(崩れる)際にはその状態が「臨界点にある」ことが確認されており、これがべき乗則に則っていると言う点は興味深い。いつどこでそうした事象が起こるかを予測はできないが、どこかにべき乗則上での臨界点を迎えている事象があればそれは必ずや起こってしまうのだ。

何故第一次世界大戦が起きたのか。
何故恐竜は絶滅したのか。
何故防火対策を講じるほど山火事が拡大するのか。
クレオパトラの鼻が歴史を変えたのか。
そして金融市場の暴落は何故起こるのか。

興味深い歴史的事象を例題に検証されるべき乗則理論に、ページをめくる勢いが止まる事はないが、だから何が解ったのだ?!と言われると何も解らない。そんな本。私が物理に疎いからでしょうか・・・・。ええ、そうしょうね。
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2009.10.17 Sat

秋は不思議と読書魂に火がついちゃう。このところ毎日のようにAmazonで買った本が送られて来るヾ(≧∇≦*)〃通常は文庫になるまでまってから購入するようにしてるけど、秋になるとハードカバーもガンガ買っちゃうから不思議・・・。Amazon現在送料無料キャンペーン中。
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今後「ナレーター」として仕事の幅を広げていきます。


好きな映画 ガタカ 運動靴と赤い金魚 

好きな作家 遠藤周作 篠田節子 
 
マルコ→ウチの人 拡張型心筋症という病気です
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